クリエイターエコノミーと芸能事務所

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マネージメント事務所に所属しても意味がないのでは…?

クリエイターは悩んでいます。

マネージメント業って今後も需要あるのかな…?

マネージメントも悩んでいます。

クリエイターエコノミーとマネージメント事務所の未来について考えてみます。

目次

クリエイターエコノミーとは?

クリエイターエコノミーとは個人の情報発信やアクションによって形成される経済圏を指します。

従来、クリエイティブ活動は、メディアやメーカーなどを通じて行われる、ごく一部の人のものと思われてきました。これからは、誰もがクリエイティブ活動を行い、それを必要としている人々に価値を届け、収入を得ることもできる時代です。

クリエイターエコノミー協会より抜粋:https://creator-economy.jp/

クリエイターとは、

  • 作家
  • 写真家
  • 画家
  • 歌手
  • 映画監督

など、一部の表現者だけを指す言葉として使われてきました。

しかし、仮想通貨、NFT、メタバースといった技術によって、コンテンツを作って販売することが、以前よりも簡単になっています。

2022年は、「すべての人がクリエイター」になり得る時代です。

クリエイターになれるサービス

クリエイターになるためのインターネットサービスをご紹介します。

プロダクトサービス

プロダクトサービスとは、商品を売買して取引を完結するサービスのことです。

別名、フロー型ビジネスとも言います。

  • メルカリ:物品販売サービス
  • BASE:物品販売サービス
  • note:記事販売サービス
  • coconala:スキル販売サービス

これらのサービスを利用すれば、個人で収入を得ることが可能です。

サブスクリプションサービス

サブスクリプションサービスに取り組むことで、コンスタントに決まった収入が見込めます。

資産を積み上げるストック型ビジネスの一種です。

  • YouTube:動画配信サービス
  • Twitter:記事、画像、動画配信サービス
  • note:記事配信サービス
  • Voicy:音声配信サービス

サブスクリプションサービスには、動画や音声といったコンテンツ配信ものが多いです。

その他にも、パーソナルトレーニングや、ヘアカット、マッサージといった継続性のあるサービスは、サブスクリプションできます。

投げ銭サービス

  • YouTube
  • Instagram
  • Twitter
  • note
  • Voicy
  • 17LIVE
  • SHOWROOM
  • ツイキャス

ギフティングやチッピングともいいます。

配信者が投げ銭に対して反応をするため、接客業的なのですが、最近はリアルタイム配信以外のサービスにも投げ銭が波及してきているのが興味深いところです。

クラウドファンディング

  • CAMPFIRE
  • Patreon

クラウドファンディングとは、資金調達方法の一種で、「寄付型」、「購入型」、「融資型」、「株式型」、「ファンド型」、「ふるさと納税型」の6タイプ。

あくまで、資金調達のプラットフォームなので、ビジネス内容はクリエイターが考える必要があります。

NFTマーケットプレイス

  • OpenSea
  • Rarible
  • SuperRare

コレクティブルズと呼ばれるNFTが流行っています。

コレクティブルズとは、キン肉マン消しゴム(キン消し)や、ビックリマンシールや、遊戯王カードのような収集品のことです。

希少な収集品が高騰するのと同様に、希少なNFTの中には数億円の価値をつけているものがあります。

絵画や音楽などの表現ができる人にとっては、ファン層を広げる大チャンスです。

メタバース

  • Horizon Worlds(Meta/旧Facebook)
  • Fortnite(Epic Games)
  • あつまれどうぶつの森(任天堂)
  • Minecraft(Mojang Studios)
  • REALITY(グリー)
  • Decentraland
  • Cryptovoxels
  • Bloktopia
  • Everdome

メタバースでは「ライブ」「NFTグッズの売買」「教育サービス」「投資」など、様々なイベントを行うことができるようになるでしょう。

クリエイターエコノミーはマネージメントにとって脅威

クリエイターエコノミーによって、誰もがクリエイターになれるのは素晴らしいことです。

しかし、クリエイターとユーザーの「間」の仕事をしている人にとっても歓迎すべき進歩なのでしょうか?

これまで、クリエイターが認知を得て成功するためには、テレビのようなメディアを利用するのが最適でした。

テレビにコネクションがあるマネージメントは「所属すればテレビに出られる」というメリットでクリエイターと契約してきました。

成功のためのロードマップがテレビに限定されていたため、クリエイターがマネージメント事務所に所属することが当然の流れでした。

現在は、ユーザーがクリエイターに直接課金できる仕組みが進歩しているため「間」の仕事は不要になりつつあります。

えらい人

メディアの選択肢が増えたことで、ユーザーの選択肢が広がりました。

えらい人にプッシュしてもらって、テレビに出たから「売れる」という時代の終了です。

えらいだけの人は、クリエイターにメリット与えることができません。

知ったかぶりの人

If you’ve imprinted your values on the people around you, you can dare to trust them to make the right moves.”

自分の価値観を周囲の人々に刻めば、みんなが正しい行動をしてくれると信じて疑わない。

Howard Schultz(スターバックス創業者)https://www.europeanceo.com/profiles/howard-schultz/

「プロに任せる」

私が師匠から学んだ大切なことです。

  • アーティスト
  • 舞台
  • 音響
  • 照明
  • 楽器
  • 映像
  • レーザー
  • バルーン
  • 特殊効果(火薬とか煙とか)
  • 運搬
  • 警備
  • 物販

私がやってきたコンサート制作とは、これらのセクションを取りまとめる仕事です。

しかし、それぞれのプロフェッショナルではありません。

だからこそ、プロフェッショナルに任せることが大切なのです。

  • アーティストに対して「今日の歌は○○だった」
  • 音響スタッフに対して「昨日の音の方が○○だった」
  • 照明スタッフに対して「明日の照明は○○したほうがいいだろう」

業界人はこんな評価をしがちですが、そんなことは本人が一番よくわかっています。

スタッフのおかげで売れるのか?

東京ドームのような大規模コンサートの後に、ライブハウス規模のアーティストを担当すると、「東京ドームでやるアーティストはこんな風にやるよ」みたいなアドバイスをしてしまうことがあります。

スタッフが優秀だとか、スタッフがノウハウを持っているという理由で「売れる」としたら、文化祭バンドに声をかけたり、道で踊ってる人をスカウトするだけで、東京ドームアーティストを量産できるはず。

優秀なアーティストはマネージメントを捨てる

ジャニーズ事務所や吉本興業といった大手事務所からでさえ退所するアーティストが続出しています。

マネージメント事務所に所属するデメリットは大きいです。

  • 報酬が少なくなる
  • 活動内容に口出しされる

アーティストにとっては、デメリットを上回るメリットがないマネージメント事務所に所属する理由がありません。

まとめ

・ユーザーはクリエイターに直接課金できる。
・マスメディアの効果がなくなっている。

変化に対応できないマネージメントはクリエイターに見放される。

クリエイターエコノミーの普及は、マネージメントにとって脅威となるでしょう。

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