動画配信プラットフォーム「GALACAA(ギャラカ)」をご存知でしょうか?
GALACAAでの二次創作に関心がありますか?
GALACAAには、DIR EN GREYをはじめとする人気アーティストの原作を利用したファンアート(二次創作)を収益化できる「ファンアート(β版)」という、他にはないユニークな機能があるのです。
今回は、そんなプラットフォーム「GALACAA」の特徴やメリットについてご紹介します。
アーティストやアーティスト志望者、音楽ファンのみなさまとっては、新しい情報となりますので、二次創作を収益化する方法について少しでも興味がある方は、ぜひご一読くださいね!
GALACAAとは?
GALACAAは、DIR EN GREYをはじめとする人気アーティストが所属するFWD株式会社が運営する、アーティストが動画を配信するためのWEBサービスです。
動画をよりインタラクティブに、より魅力的にすることで、ユーザーにより良い視聴体験を提供したいという思いで作られました。
GALACAAは、コンサートの生配信を開催することから事業をスタートし、会員限定のコンテンツが視聴できるメンバーシップ機能や、今回ご紹介するファンアートのマネタイズ機能へと進化を遂げました。
特に、DIR EN GREYのような人気アーティストの原作を利用した二次創作を公開し、なおかつ収益化まで可能とする機能は音楽業界にとって前例がなく、革命的な機能だと言えます。
GALACAAが持つ3つの動画配信機能
GALACAAはアーティストが動画を配信するための3つの機能を備えています。
イベント
イベントは、ユーザーがチケット代を支払うことで生配信を視聴できるペイパービュー機能です。
コンサートやトークイベントなどの生配信が開催されており、視聴者はリアルタイムでコメントを送信したり、オリジナルの投げ銭を送ったりすることができます。
GALACAAのイベントは、アーティストとユーザーがリアルタイムでつながる機会を提供しています。
メンバーシップ
メンバーシップは、月額980円でメンバーシップ会員だけが視聴できるコンテンツをユーザーに提供する機能です。
1月20日に公開された「DIR EN GREY TOUR21 DESPERATE LIVE & DOCUMENTARY」が話題になっていますよね?
メンバーシップでは、映像と音声、それぞれのコンテンツに対応しています。
参加しているアーティストはこちらです。
- DIR EN GREY
- メリー
- DOG inTheパラレルワールドオーケストラ
- Blu-BiLLioN
- Resistar Records
- キズ
- ジャックケイパー
- 蟻
アーティストを問わず、メンバーシップ内すべてのコンテンツを980円で視聴することができます。
DVDやブルーレイになっていないGALACAAメンバーシップ限定コンテンツもあるのでファンにとっては見逃せません。
ファンアート(β版)
音楽業界の仲間内でも話題になっているのがファンアート(β版)という斬新な機能です。
GALACAAの中では唯一、プロのアーティストだけではなく、誰でも動画を公開できるのがファンアート(β版)。
ファンアート(β版)では、許諾されたアーティストの外見、衣装、音楽作品、映像作品、写真、文章などを利用して自由に二次創作し、公開し、収益化できます。
アップロードできるのは動画ファイル(mp4/mov)のみですが、静止画に音声を組み合わせた作品でもOKなのが音楽制作はできるけど、映像制作は苦手なクリエイターにも優しいところですね。
気になる二次創作を許諾しているアーティストはこちらです。
- DIR EN GREY
- BAROQUE
- 圭-kei-
- メリー
- BugLug
- キズ
- ジャックケイパー
- 蟻
- 蜉蝣
- DOG inTheパラレルワールドオーケストラ
- Blu-BiLLioN
人気のJ-ROCKアーティストがたくさんラインナップされていますね!
これらのアーティストの二次創作の公開が許諾されているのはGALACAAに限られていますが、例外的にGALACAAファンアートに公開した作品の宣伝のために、プレビュー動画を、TwitterやTikTok、YouTubeなど他のプラットフォームに投稿することは許諾されています。
GALACAA(ギャラカ)でファンアート(二次創作)を収益化する方法
GALACAAで二次創作を許可されているのはJ-ROCKアーティストです。
ファンアーティストにとっては、音楽作品や映像作品をベースにした二次創作が取り組みやすいでしょう。
まず思いつくのは、「歌ってみた」「弾いてみた」「叩いてみた」「踊ってみた」などのパフォーマンス作品や、楽曲のリミックスバージョン、リリックビデオ、ミュージックビデオなどです。
J-ROCKは海外にも熱狂的なファンがいる音楽ジャンルなので、外国人に向けたコンテンツは人気がでるかもしれません。たとえば、海外で流行しているリアクションビデオなどはどうでしょうか?
また、アーティストがキャラクターとして登場する小説やマンガ、アニメなど、音楽以外のクリエイターの参加も期待され、アーティストのファンからのニーズも高そうです。
コンテンツを作成した後は、いよいよ公開です。ファンアーティストは、完成した二次創作物をGALACAA上で100円以上の価格を自由に設定して公開&販売をすることができます。
最後に重要なのはマーケティングです。GALACAAはアーティストの公式サイトなので、何もしなくても一定のファンの目にとまることが期待できます。
しかし、実際にファンアートを購入してもらうためには、サムネイルを工夫したり、魅力的な説明文を書くことにも力を注ぐべきです。また、SNSなどで、制作過程の苦悩や葛藤を発信することで支援者を増やしたり、ファンアートを公開したことを告知したり、みんなに知ってもらうための発信活動もがんばりましょう!
自身の作品を多くの人に見てもらうことが創作活動と同じくらい重要であることを忘れてはいけません。
おわりに
GALACAAを使ってファンアートを収益化する方法について書いてきました。
アーティストとして覚悟しなくてはいけないのは、あなたのアートを買ってもらうは簡単ではないということです。
公開してすぐに売れないからといってあきらめていてはアーティストにはなれません。あきらめず、何度も何度も試行錯誤を繰り返すことが大切です。
創作活動はマラソンであり、短距離走ではありません。
あなたがファンに伝えたいアートを創作し、ファンの手に取ってもらうためのマーケティング活動のトライ&エラーを繰り返すことが、あなたの力を高めることにつながります。
もしも、あきらめずに続けることができれば、GALACAAでファンアートを創作し収益化する経験は、あなたの自信となり、非常にやりがいのある挑戦となることでしょう。