NFTと著作権

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NFTをはじめたいけれど、著作権は手放したくない

NFT音源を入手して、CDにして売るつもり

NFTが発展したらJASRAC登録って必要?

こんな悩みや疑問はありませんか?

NFTと著作権について考えてみましょう。

目次

JASRAC登録をしないという選択

著作権とは

著作権は、登録が必須ではありません。

著作権は、著作物が創作された時点で自動的に発生する権利です。

特許庁などに登録することで、はじめて権利が発生する、産業財産権とは異なります。

メリットとデメリットを比較した上で、JASRACに登録しないのも1つの手段だといえます。

NFTとは

NFTは資産を表すトークンにすぎないので著作権とは無関係です。

「NFTの譲渡」は「著作権の譲渡」ではありません。

つまり、NFT音源をもとにCDを制作して販売すれば、著作権の侵害となります。

JASRAC登録のメリット

  • 著作権を管理して、使用料を徴収および分配してくれる
  • 紛争の際、裁判をJASRACに任せることができる

JASRAC登録のデメリット

  • 管理手数料がかかる
  • 手間がかかる
  • 自分で演奏したときでも、著作権使用料を支払う必要がある

著作権使用料の計算式

ライブ配信サービスの著作権使用料の計算式の一例です。

月間の収入×2.1%(税別)又は5,000円(税別)のいずれか多い額

トークだけの配信を行ったとしても、なぜかその配信についても著作権使用料を徴収されます。

音楽あり放送が2割、音楽なし放送が8割のサービスの場合を想定してみましょう。

月間視聴者数が3万人で収入が1億円だったとすると、6千人しか音楽視聴した人がいないにもかかわらず、210万円の著作権使用料がかかるわけです。

つまり、2万4千回もの音楽を聴いていない配信についても著作権使用料を徴収されているのです。

JASRACの使用料報告フォーマットは、2022年になっても無意味なセルが大量にある「.txt」ファイルなので、報告者にとっての使い勝手が悪すぎます。

使い勝手が悪いので、報告内容が適当になる原因となっているのです。

JASRACの進化に期待

NFTは転売されるたび、NFT制作者にロイヤリティ収入が入ります。

NFTと中古CDとの違いです。

正確に計算できない著作権と、正確に計算できるNFT、アーティストにとって有益なのはどちらでしょう?

JASRACは日本の著作権管理市場を独占していますが、その現状に甘えるのではなく、進化してほしいと願っています。

まとめ

・NFTを渡すことは、著作権を渡すことにならない。
・JASRAC登録にはメリットとデメリットがある。

NFTは確実に進化します。

アーティストの常識も確実に変化します。

アーティストは、二次創作を歓迎していて、音楽は守るものではなく、広げるものだと感じています。

著作権が、過去の遺物とならないことを願っています。

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